OpenIndiana VirtualBoxのインストール

 OpenIndiana Hipster 2019.10にOracle VM VirtualBoxをインストールする。
 WikipediaのVirtualBoxのページには、「既存のオペレーティング・システム(ホストOS)上にアプリケーションの一つとしてインストールされ、この中で追加のオペレーティング・システム(ゲストOS)を実行することができる。例えば、Microsoft Windowsが「ホストOS」として動作しているマシン上で、Linuxをゲストとすることができる。あるいは、Solarisが実行されているマシン上で、Microsoft Windowsを「ゲストOS」として実行することができる。」と記載されている。
 OpenIndiana関連のリポジトリからImage Packaging System (IPS)のpkgコマンドを使って検索すると、virtualboxとしてパッケージが登録されているのでそこからインストールする。

$ sudo pkg search virtualbox
INDEX                ACTION VALUE                                                         PACKAGE
basename             file   opt/VirtualBox/amd64/VirtualBox                               pkg:/system/virtualbox@6.0.14-2020.0.0.1
basename             link   usr/bin/VirtualBox                                            pkg:/system/virtualbox@6.0.14-2020.0.0.1
com.oracle.info.name set    VirtualBox                                                    pkg:/system/virtualbox/virtualbox-additions@6.0.14-2020.0.0.1
com.oracle.info.name set    VirtualBox                                                    pkg:/system/virtualbox@6.0.14-2020.0.0.1
pkg.summary          set    VirtualBox - general-purpose full virtualizer                 pkg:/system/virtualbox/virtualbox-additions@6.0.14-2020.0.0.1
pkg.summary          set    VirtualBox - general-purpose full virtualizer                 pkg:/system/virtualbox@6.0.14-2020.0.0.1
pkg.summary          set    xf86-video-vbox - VirtualBox UMS driver for the Xorg X server pkg:/x11/server/xorg/driver/xorg-video-vboxvideo@1.0.1-2019.0.0.2
pkg.fmri             set    openindiana.org/system/virtualbox                             pkg:/system/virtualbox@6.0.14-2020.0.0.1
$ sudo pkg install virtualbox
 インストールするパッケージ:   3
      変更するサービス:   5
      ブート環境の作成: いいえ
バックアップブート環境の作成: いいえ

ダウンロード                                 パッケージ          ファイル      転送 (MB)      速度
完了                                       3/3       395/395    48.2/48.2  183k/s

フェーズ                                              項目
新しいアクションをインストールしています                         490/490
パッケージ状態データベースを更新しています                             完了 
パッケージキャッシュを更新しています                               0/0 
イメージ状態を更新しています                                    完了 
スピード検索データベースを作成しています                              完了 

 VirtualBoxを起動する前に、以下の2点の作業をあらかじめ実施しておく必要がある。
1. マザーボードのUEFI BIOSの画面を起動して、「Intel Virtualization Technology」を有効にしておく必要がある。
最近のBIOSは、設定画面を画像としてUSBメモリーに保存できる機能が付いていて驚いた。以下はその画面になる。ちなみにAMDのCPUの場合、「AMD Virtualization (AMD-V) 」と呼ぶらしい。

2. OpenIndianaの「/etc/system」に「set disable_smap=1」を追記してOSを再起動しておく必要がある。
 この設定をしないと、VitualBoxでゲストOSのインストーラーを起動させた直後にPCが真っ暗になってPCがリブートされてしまった。この現象が解決できずに悩んでいたのだが、OpenIndianaのwikiにある「7.2 VirtualBox」によると以下の記載があった。

In recent illumos, with implemented SMAP functions and using Intel Haswell and newer Intel CPU, since VirtaulBox binaries are made for Solaris and Solaris does not enable SMAP support, VirtualBox.org binaries are built without SMAP support and can reset illumos host upon run. Workaround is to put: set disable_smap=1 in /etc/system and reboot, before starting VirtualBox, until illumos SMAP support in VirtualBox is enabled or VirtualBox is built locally for Openindiana/illumos.

 Google翻訳で日本語に変換すると以下のような文章になった。
SMAP関数を実装し、Intel Haswellおよび新しいIntel CPUを使用する最近のillumosでは、VirtaulBoxバイナリはSolaris用に作成され、SolarisはSMAPサポートを有効にしないため、VirtualBox.orgバイナリはSMAPサポートなしでビルドされ、実行時にillumosホストをリセットできます。回避策は次のとおりです。VirtualBoxでillumos SMAPサポートが有効になるか、Openindiana / illumos用にVirtualBoxがローカルに構築されるまで、VirtualBoxを起動する前にset disable_smap=1 を/etc/systemに設定して再起動します。

 以上の操作を行った後、「アプリケーション」→「システムツール」→「Oracle VM VirtualBox」をクリックすると、VirtualBoxが起動する。


 次に拡張パックをインストールする。「Download VirtualBox (Old Builds): VirtualBox 6.0」より、「Extension Pack」をクリックしてダウンロードする。

 VirtualBox左上のメニュー「File」→「Preferences…」→「Extensions」をクリックする。

 ダウンロードした「Oracle_VM_VirtualBox_Extension_Pack-6.0.14.vbox-extpack」を選択する。

 「Install」ボタンを押す。

 ライセンスが表示されるので「I Agree」を押す。

 rootユーザー権限でインストールするため、「OK」ボタンを押して、パスワードを入力する。



 インストールが成功すれば、ゲストOSをインストールする。

 Ubuntu 18.04のインストール画面

 Ubuntu 18.04を可動させたデスクトップ(3840×2160)

 Windows 10を可動させたデスクトップ(3840×2160)

 今のところ、ド安定でゲストOSは動いている。「/etc/system」に「set disable_smap=1」を追記が非常に重要でした。