OpenIndiana nvidia driver

2019年12月26日

 マザーボードASUS H110-Aで自作したPCにOpenIndiana Hipster 2019.10をインストールしたSSDを取り付けたのだが、4Kモニターを利用しているにも関わらず、デスクトップの解像度が粗い状態で4Kの解像度3840×2160になっていない。
 インストールした自作PCには、NVIDIAのGeForce GT 1030を搭載したビデオカードMSI GT 1030 2G LP OC [PCIExp 2GB]を使用しているので、NVIDIAが提供しているX Window System用のビデオドライバーをOpenIndianaにインストールして設定ファイル/etc/X11/xorg.confにドライバーの指定を行う必要がある。
 OpenIndianaのwikiの中のGraphics Adaptersのページには、「NVIDIA GeForce RTX 2080 Ti」「NVIDIA GeForce TITAN X」などのビデオカードは、サポート一覧に載っており、ドライバーNVIDIA-Solaris-x86-440.31.runのリンクがある。
 NVIDIAのSOLARIS DISPLAY DRIVER ARCHIVEには、2019年12月26日現在で440.44が最新のようである。これをダウンロードして下記コマンドを実行するとビデオドライバーがインストールされる。

$ sudo bash NVIDIA-Solaris-x86-440.44.run 
パスワード: 

Removal of <NVDAgraphics> was successful.

Removal of <NVDAgraphicsr> was successful.
Copyright 2005-2009 by NVIDIA Corporation.  All rights reserved.
Use is subject to license terms.
Reboot client to install driver.
Reboot client to install driver.

Installation of <NVDAgraphicsr> was successful.
Copyright 2005-2009 by NVIDIA Corporation.  All rights reserved.
Use is subject to license terms.

Installation of <NVDAgraphics> was successful.

 OpenIndianaをインストールした際に、インストーラが起動しなくて非常に苦労したのだが、VESAビデオドライバを指定することで何とか旧式の別PCにインストールすることができ、OpenIndianaをインストールしたSSD丸ごとこのASUS H110-Aで自作したPCに移し替えたことでOpenIndiana自体が起動したのでこのPCのX Window Systemのビデオドライバーは、VESAになっている。
 そこで、/etc/X11/xorg.confを以下の内容に変更する。”Device”セクションのDriverを”vesa”から”nvidia”に変更する。この変更をしないと高解像度にはならない。

 上記設定が完了したら、OpenIndianaのリブートを行うと4K解像度になったログインマネージャーが起動する。
 ログイン後、デスクトップの左上にある「システム」→「コントロール・センター」→「NVIDIA Xサーバー設定」を起動する。

 MSI GT 1030 2G LP OC [PCIExp 2GB]のGeforce GT 1030が認識しているのがわかる。問題が1つあり、FirefoxやTerminalのウィンドウ部分をドラッグして左右に移動させるとウィンドウの枠が乱れるティアリングが発生してしまった。

 ティアリングを解消する方法は、以下の「X Server Display Configuration」の「Advanced…」を選択して、「Force Composition Pipeline」または「Force Full Composition Pipeline」のどちらかにチェックを入れ、「Apply」ボタンを押すと一瞬画面が真っ暗になった後、13秒間ほど反映状態になるのでOKボタンを押せば有効になる。

 有効になった状態で「Save to X Configuration File」ボタンを押し、一旦ホームディレクトリにxorg.confとして保存し、root権限で/etc/X11/xorg.confに上書きすれば、システム再起動後も設定が反映される。
 左右にウィンドウ枠が乱れる現象は、解決したものの、Firefox画面上でマウスホイールを上下にスクロールさせると横線の淀みがでる場合があった。解決法とGeforce GT 1030特有の問題なのかは、現時点で不明である。

 好みの問題になってしまうが、4Kモニターの解像度のDPIが162に設定されていたので144に変更した。
 デスクトップの左上にある「システム」→「コントロール・センター」→「外観」を起動する。

 レンダリングの詳細で「自動検出」のチェックをオフにし、DPIを144に設定した。