未来の図書館、はじめませんか?

2019年7月22日

 公共図書館で働いている関係で興味を持った本。著者は、過去にYahoo!知恵袋の企画・設計を担当された岡本真さんと森旭彦さん。




 岡本さんは、図書館業界では有名な方で全国の図書館を訪問されている。過去に自分も岡本さんの研修を2回ほど受講したことがある。また、図書館総合展で何度かお見かけしたことがある。お話したことはありませんが。。。
 この本は、これから図書館を計画、建設する図書館行政に関わる人にとって役立つ本だと思う。今、既に業務委託などで公共図書館で働いている人にとっては、直接、すぐに自分の業務に役立つ訳ではないが、この本を読むことで図書館の役割を再認識する良い機会になると思う。
 図書館というと本や雑誌、CDなどを貸し出したり、閲覧席を提供するサービスの2点が一般的であると思うが、図書館は、それだけでなく、地域によって独自でもっと自由なサービスを提供すべきであることが理解できた。
 日本語で図書館と書くと、本を借りたり、静かに本を読む場所に限られたサービスしか提供してはいけない館と勝手に思い込んでしまうので、個人的には英語表記のライブラリー(Library)の方が自由度が高くて良いのではないかと勝手に思っている。
 図書館法の第二条には、「図書館」とは、レクリエーション等に資することを目的とする施設という記載があり、実際に図書館内でゲーム機で遊ばせるサービスを提供する図書館も紹介されていた。
 昨年の11月に未来の図書館、はじめますという本も出版されているようなので、読んで見たいと思う。

未来の図書館、はじめませんか?
岡本 真 森 旭彦
青弓社
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